厚生労働省の助成金の財源は?
厚生労働省の助成金は、企業が支払う「雇用保険」の保険料の一部が財源となっています。
その財源は、なんと年間約2,000億円にもなります。
雇用保険は強制加入ですから、雇用保険の適用対象となる労働者を雇う場合には、必ず雇用保険への加入が義務付けられています。
雇用保険の保険料は、一般業種の場合で、労働者の賃金の1.5%となっています。
その内訳は、労働者の負担分が賃金の0.6%、会社の負担は、同じく0.6%+0.3%=0.9%となっています。
この労働者と会社が0.6%ずつ折半で負担する部分は、一般的に失業保険と呼ばれる失業給付、教育訓練給付、育児・介護休業給付、高年齢雇用継続給付などの財源となります。
残りの会社が負担している0.3%部分が、雇用保険二事業(雇用安定事業、能力開発事業)に充当されており、これがいわゆる助成金の財源となっているわけです。
助成金制度というものは、法律により定められた国の行う事業の一部であり、その事業を実際に行うのは会社であり、そのための資金援助として助成金が用意されているわけです。
したがって、雇用保険料を納めている会社は、当然にして助成金を受給する権利があるわけです。
決して、やましいお金なんかではありませんし、はずかしいものでもありません。
ですから、国が会社のために用意している助成金制度を有効に活用しない手はありません。
是非、助成金を有効活用して、会社の発展にお役立て下さい。


